シーソー

この道の側溝の蓋は歯周病患者の歯のようだ。踏むとぐらついてガタガタと音がするし、ドブのニオイも強烈だ。この道を行かねば君の家につかないから我慢して歩いた。溝蓋の音で気づいてもらえる様に毎日鳴らして歩いた。 ガタッゴト、ガタ、ガタ 僕に気づい…

ブログ小説 ino

ここは、北口の牛丼屋の前だ。腹も膨れた事だし家に帰るか、ちょうど隣に家がある。 ここでは幼馴染のあの子とじいちゃんと住んでいる。二人に出かけようといわれたので学校へ、、、 いや、、、 これは夢だ、この子は今ではどこにいるかもわからない初恋の人…